IoTが高齢化社会でできること

今回は富士通さんが開発した“ユビキタスウエア”について調べてみました。

(http://www.fujitsu.com/jp/solutions/innovative/iot/uware/solutions/sakoju/index.html)

介護の質の向上と介護スタッフの負担軽減の両立が謳われており、避けては通れない部分ですから・・・。

幾つかの製品のうち、『リモートケアベース』について特許技術も含めて調査してみました。

ニュースによるとすでにシンガポールで6ヶ月間のトライアルがMicrosoft Azureのプラットフォームを利用して行われたそうです。シンガポールでも単身世帯の3分の1が65歳以上の高齢者ということですから、高齢者の自立支援の視点からも必要とされるサービスだと思います。

この『リモートケアベース』には、カメラの監視に対する抵抗感を考慮して、音のみを検知するセンサ、焦電型人感センサ、温湿度センサなどの機能があります。

 

まず、音のみを検知するセンサについて調べるとと、“メタ情報生成装置及びプログラム”という特許が公開されていました。

メタ情報生成装置とはマイクによって集音された音の波形をあるアルゴリズムに従って解析することで、監視対象の位置などに関するメタ情報を生成する装置のことです。ドアの開閉音やトイレの水流など生活音を識別するアルゴリズムについてのデータベースを記憶部に持ち、咳き込んでいる・いびきをかいている、または突発的な異音等のイベント発生時にタイムスタンプを付加してパブリッシュ/サブスクライブ方式で送信されます。

この場合、イベント発生時のメタデータをパブリッシュする側は『リモートケアベース』であり、メタデータはブローカに送られ、全てのサブスクライバはブローカにある同じメタデータにアクセスできます。この方式の利点はパブリッシュ側もサブスクライブ側も動的に追加削除が可能なので、システムの拡張・縮小ができることです。

 

次回は焦電型人感センサについてです。